:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ホームヘルパーについて

介護タクシーの特徴の一つに、ドライバーがホームヘルパー2級以上の資格保持者という特徴があります。
こちらでは、ホームヘルパーについての豆知識をご紹介致します。

ホームヘルパーサービス事業は、1956年に長野県で自発的に実施された活動が評価されたことから始まります。当時は家庭奉仕員と呼ばれており、1991年にホームヘルパーと名称が変更されました。同時にホームヘルパーの1級・2級・3級の研修が導入され、様々な法整備が行われたのち、2000年に介護保険制度が開始しました。

この制度が開始されるまでは、現在のようにホームヘルパーが在宅サービスを行うことは珍しかったのです。
しかし、病院や施設よりも生まれ育った街と自宅で過ごすほうが要介護者の幸せになるのではという考えから、在宅サービスの必要性が見直され始めています。高齢化の進む現代社会では、ホームヘルパーの必要性と共に、介護タクシーなどのケアタクシーの需要も高まるでしょう。

現在ではホームヘルパー1級・2級・3級の研修は実施されておらず、介護職員初任者研修と実務者研修へと移行しています。しかし、ホームヘルパー1級・2級・3級の資格自体は現在も存続しており、要介護者の全体的なサポートが出来るのは2級以上の資格保持者からと決められています。

実際の現場で介護をする側とされる側の体験をしながら、より相手の立場になりサポート出来るように訓練を積んでいるため、安心してサポートをお任せいただける資格となります。介護をするご家族や介護をされる方にとっても、ホームヘルパーの存在は身体的・精神的にも大きな助けになるでしょう。